the TOWER of IVORY

あなたたちの耳が長いのは、神の代わりに世界の声を聞くため

One Step Two Stepsを憂う(前篇)



 花粉ようやくひと段落した感じですかね。花粉症同志の皆様。なんか今年のはほんとに無理の限界を超えてて3月2日の朝ほんと動けなくなって、近所の病院で1番強いお薬を処方してもらった。効かなくなったら来年どうすんの?て不安を先取りする考え方はもう捨ててるんで…

 さあ話はかわりまして。今月末からゴールデンウィークにかけて、みんなのOH MY GIRL(以下おまごる)がまた日本にやってくる!7月に出る2枚目の日本活動アルバムのプロモーションで、いつもの個別サイン・撮影会のほかにペンミ(ファンミーティング)がある。ペンミは初めてなんだけど、この間TLで見たインペクトというボーイズグループの、新潟の山の中??自然の中でレク(みんなでペットボトルチャレンジ)をしている動画を見て、ややウッと身を硬くしているところ…そういう感じなのか…今回私が行く東京の回は席めちゃくちゃいいんだけど、メンバーに磨崖仏みたいな顔なってるの見られたくないわ…!

 いや…現場行ったらなんだかんだで楽しくなっちゃうと思うんだ(不安回避)
 あともう1点、仏的に胸をかきむしられる要素は、kぽアーティストの日本活動でリスナーが必ず直面するローカライズの問題。次のアルバムには「日本オリジナルの2曲と既存曲から4曲の日本語ver.が収録…」という情報を見て、そういえば去年FCアンケか何かで日本語化してほしい曲募集♪とやってたのを思い出した。それを基準にして選んだのどうかは分からないけれど、7月のアルバムで日本語ver.が収録されることになった楽曲の中には、やはりというか当然というか、"One Step Two Steps"が入っていたのです…。









 "One Step Two Steps"はおまごると同事務所の先輩、B1A4のジニョンによる提供曲で、リードトラックではなかったにも関わらず大変愛されている曲。おまごるのイベントに通っていると、B1A4のペンからおまごるへ、さらにその後輩のONFへ…とWMエンターテイメントのグループを丸ごと応援して続けている人たちが少なからずいるんだと分かるし、B1A4が5人→3人体制となりジニョンも他の事務所へ移籍した今では、これらのグループの軌跡とリンクを確かめられる本当に、本当に大切な曲なんだと思う。ていうのはあとから来た人間の妄想だけど、"One Step Two Steps"という曲がそういうドラマを筋書かせてしまわせるような、エモーショナルさを備えていることは確か。


 kぽグループの日本語ver.ローカライズでは、よしあしはプロモーションに関わってくるコンセプトの選定、それに伴う衣装やパッケージの意匠といった根底の思想の部分に左右されるところが大きいとは思うけれど、より近視眼的には歌詞の日本語化はどうなっているか、が目を引く。
 おまごるの日本デビューアルバムは過去のリードトラック日本語ver.7曲乗せというこれ以上ない豪華な内容で、オリコンではウィークリー2位(Red Velvet"#Cookie Jar"は最高3位、GFRIENDのデビューベストアルバムは10位)を記録し、中堅ガールズグループのデビューとしては一応成功を収めたといえる。(え、オマゴルバナナ?あたしそんなバナナ記憶にないです)
 他方で、日本語ver.の歌詞に関しては意訳が基本方針となっており、"WINDY DAY"のようにやだ…「あなたを想えばそよぐ木々」?そんな良い日本語にしてくれちゃって…んなこといわれたらうちかて木々になっちゃうわ…→思わずツイッターのアカウント名「木々」に、と意味不明なテンションで聴ける曲もあれば、助詞少し整えるだけでも聴こえ方が違うのにな〜という曲もあった。

 ”One Step Two Steps"のポイントとなる歌詞はサビのフレーズ。
 上掲の動画に訳詞がのっているので、そのまま引用する。



あなたが一歩二歩遠ざかれば 私は三歩近づくわ
私たちの距離が これ以上離れないように

あなたが一歩二歩近づけば 私はそのままでいるね
私たちの愛が早く感じないように



 

何この…すべてが…「わかる」詞!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああああああ私もあったわ17~8の頃こんなこと、帰りの坂道自転車を押しながら名前が自然に呼び捨てになっていたあのときなにかを超えた2人がいることに気づいたそんな瞬間が、そんなことなかったけどあったわ、取り敢えず、これわかる!わかるからしぬうううううううう
ってなりません?!?!?!なるよな???



 …おかしくなってしまったので日を改め次回、この「わかる」感じのままで"One Step Two Steps"の歌詞をどうしたらいいのか、をレドベルやヨチンの日本語曲の押韻を見ながら考える…という風に展開していこうと、予定しています…



それでは、寝LRIS







※おまけ


そうそう、この"One Step Two Steps"の練習動画ですが
ハットがみんな頭に合わなくて苦戦するんだけど、とくにヒョジョン、ユア、ビニのハットの扱い方が彼女たちらしくてすごく和みます、お時間あればぜひ見てください

ユアは自分のパートがくる度にハットで自分を魅せるパフォーマンスを続けていてほんっとに素敵で、ビニは動画の真ん中あたりで潔くスパーってぶん投げちゃう。
そしてヒョジョンおねえさんは背も1番ちいちゃいけど頭も1番ちいちゃいのかな、つねに必死にハット落とさないように踊ってて結局何度か落っことしちゃうんだけど、動画の最後決めポーズ終わったあとすぐ身を屈めて拾いに行くところまで含めてすごい生真面目でヒョジョンっぽいんですよね…ほんとみんな個性が出ていてこの動画見ると毎回目が潤んでしまう。たわごとでした